白鳥
田んぼの稲刈りがすっかり終わった10月下旬になると北から白鳥がやってきます。
白鳥は津軽平野が広がる五所川原から弘前、平川や、陸奥湾に面する平内など青森県内に広くやってきます。 平内にある夏泊半島の東側にある小湊の浅所海岸や、藤崎町の白鳥ふれあい広場は水辺で休む白鳥を間近でみることができますし、十三湖や小川原湖にもやってきます。
白鳥と一緒にオナガガモなどもみることができます。首が白い方がオスで、茶色い方がメスです。
羽色が灰色っぽいのは白鳥の幼鳥です。今年生まれたばかりの子供です。まだくちばしが黄色くなっていませんね。 田んぼの落穂や川や沼などにいる魚などを食べているようです。 青森では白鳥の餌付けをすることを自粛しています。人がエサを与えることは自然のサイクルを壊してしまう上に、人に近づくことで事故に合って死亡するケースもあります。
離れたところから静かに観察することをお勧めします。
白鳥は春先に寒さが緩んでくると北に帰っていきます。