十和田市現代美術館

十和田現代美術館

現代アートといえば瀬戸内海に浮かぶ直島が有名ですよね。1992年からベネッセハウスなどの整備や多くの屋外インスタレーションなどが行われ、今では日本を代表するアートサイトにまで発展し海外からの注目度の方が国内よりも高いとまで言われます。 国内でも各地でアートによる町おこしが行われています。 十和田市現代美術館は、自治体が2008年に作った現代アートの美術館です。

美術館に行くと最初に目に入るのが、この花柄の馬です。十和田市を始め東北町、六戸、七戸などでは昔から馬を育てる牧場があったことなどもあってこうしたアートが作られたのでしょう。 美術館は建物だけではなく道路をはさんだ向かい側にも屋外展示があります。 建物はSANAAとしての活動でも知られる西沢立衛氏が設計したものです。 白を基調として随所に大きなガラスが用いられ建物と外を意識してつなぐ設計となっています。

アリ

例えばこの“アリ”をモチーフとしたアート作品もありますし。

にょろにょろ

なんだかわからないアートもあります。フォルムが面白かったり、何だろうと考えたりとっても楽しいです。

草間彌生のカボチャ

いまや日本を代表する現代アート作家草間彌生さんのカボチャもあります。 こちらのカボチャは中に入ることができますし、そばにはキノコやイヌ?など面白いアートが並んでいます。

美術館へは新幹線の八戸駅や七戸十和田駅からバスで行くことができます。

美術館がある官庁街は十和田市役所など官公庁が並ぶ通りで、道路の両側には桜並木があって桜の季節はとても人気があります。 十和田の桜は4月下旬に開花します。 わたしが好きなのは県道10号線沿い、2012年に廃線になった旧十和田観光電鉄跡地の線路沿いの桜並木です。すでに線路も撤去されていますがとてもきれいです。 特にスーパー ユニバースの近くは稲生川もあって美しいです。

冬、屋外アートには雪が積もります。アートと自然がまた異なる表情をみせます。

せっかく十和田に来たら是非食べてもらいたいものが“バラ焼き”です。

バラ焼き

お肉と玉ねぎを甘辛いたれで焼いた十和田のB級グルメです。食で町おこしを目指して行われていたB級グルメの祭典B-1グランプリでも優勝したことがありますし、2015年は十和田で開催されました。 美術館にもバラ焼きが食べれるお店のパンフレットありますよ。町へ出て食べてみましょう。

もちろん十和田といえば十和田湖と奥入瀬渓流も外すことはできませんね。 大自然が織りなす景色とアートが融合する町。どこを撮ってもインスタ映え間違いなし。

マコトの青森が好き