雪の表情

雪のアート

真っ白な雪に覆われると不思議と心が落ち着くような気がします。穢れのない純白にはすべてを清浄する力があるのかもしれません。

白い雪

雪原

こんな風に誰も触れていない白い雪があると、自分の証を付けたくなりませんか? 白い雪原に体ごと倒れこんだり、足跡をのこしたり。

自分が生きている証なのかな? それともちょっといたずらしてみようという童心からでしょうか?

アート

雪のアート

これは広い球場に幾何学模様を現したアートです。模様は人が足跡をつけて作ったものです。足跡のデザインは踏み間違えるとやり直しができません。 しかも雪が降ってしまうと消えてしまいます。儚くて幻のようなアートです。

曇ってしまうと、足跡の陰影が薄くなってまったく判別できなくなります。晴れて日光がやや斜めに差し込んだ時に陰影ができてアートが現れます。

夜ライトアップされるとまた違った表情をみれます。寒いので暖かくして楽しんでください。

津軽で最初にこうした雪のアートを始めたのは、田舎館村でした。 田舎館村では田んぼに葉の色が異なる稲を数色使ってすばらしい絵を作っています。 稲は生長し日々表情を変えていきます。 このアートを観ようと全国から34万人もやってきます。

そのアート会場は、冬には一面の雪景色となります。その雪原にアートを誕生させたのは2016年が最初でした。 スノーアートの第一人者サイモン・ベック氏を招聘して制作されました。

いまはサイモンから技を受け継いだスノーアート制作チーム“Its OK”が実施しています。

はじまり

弘前で最初にスノーアートを行ったのは、りんご娘のPVだったかもしれません。

りんご娘は、青森の農業振興を目的にしたダンス&ボーカルユニットです。 2017年に発表された「Ringo Star」のPVでは、球場に作られたスノーアートRingo Starがみられます。

案内

マコトの青森が好き