千本鳥居
京都の伏見稲荷神社や、山口県長門市にある元乃隅稲成神社は、朱塗りの千本鳥居が海外の方にも人気があってSNSにたくさんアップされています。
青森にも千本鳥居があります。 場所は日本海に近いつがる市の高山稲荷神社です。
神社に到着すると大きな鳥居が迎えてくれます。鳥居の先に駐車場があって、その奥手に大きな2階建て社務所があります。 左手に進むと石段がみえます。この石段はおよそ100段あります。石段が辛い方には右手にスロープがあります。
石段をあがると本殿があります。手水で手を洗い口をすすぎます。そして本殿に進み参拝しましょう。 こちらの本殿の後ろにもいくつかの社があります。
丘を下る階段を降りると正面に社がみえて、左手に朱塗りの千本鳥居が続きます。
鳥居は蛇行していてみえているよりも数が多いことに気がつきます。
奥社からみると千本鳥居の全景が姿をあらわします。写真右手奥にみえるところまで長く鳥居が続いています。
風力発電
千本鳥居に向かう途中にもたくさんみかけました。巨大なプロペラがたくさん林立しています。
特に風力発電のプロペラが多いのは県道12号の西側、ベンセ湿原に近い南北に長い広域農道の辺りです。こんなにたくさんあるのにまだ増設工事をしているのをみかけました。 地上に置かれたプロペラの大きいこと。
青森県では津軽半島、下北半島など海からの風を受けやすいところに風力発電のプロペラが多く設置されています。
縄文遺跡
千本鳥居があるつがる市には縄文遺跡がいくつか発掘されています。 その中でも亀ヶ岡遺跡で発掘された土偶が遮光器土偶です。 まるで宇宙人を模したのではないかとかいわれます。
遮光器土偶がみつかった亀ヶ岡遺跡は旧木造町 (現つがる市)にありました。JR五能線木造駅には遮光器土偶の大きなモニュメントがあります。 日本で土偶が駅舎になっているのはここだけです。
縄文時代に興味がなくてもこのモニュメントは一見の価値がありますよ。
駅前にある神武食堂は地元で人気です。胡麻の風味が香る担々麺もお勧めですが、一押しは黒ニンニク汁なし担々麺です。ここでしか食べられないパンチの効いた担々麺です。